【田無の激安居酒屋】「居酒屋とこま」の500円飲み放題&お通し食べ放題は本当なのか?レビュー

西東京市に移り住んで、早3年。 これまでたくさんのディープスポットを散策してきた私だが、この度耳よりの居酒屋情報が入ってきたのでレビューをすることに。

本日訪れたのは、最近ちまたを賑わせている「居酒屋とこま」という激安居酒屋(東京都西東京市西原町1-3-7)。



田無駅の北口を10分弱歩くと、周囲とは違う異様な看板が存在感を放っていた。 店前に立たされているA型看板には、 「お通し食べ放題」 「生ビール込み500円飲み放題」 の文字が。



どうやら噂は本当のようだ。この店、ただものじゃない。 なんだかちょっと閉鎖的で入りにくい入口のスライドドアを開けると、カウンター席と4人がけのテーブル席が3つ。



厨房には、店内の内装に(良い意味で)似合わない店主が立っていた。 「いらっしゃいませ!」 店主の声が響く。

外観からだとなんだか入りにくい店構えだが、入ってしまえはかなりアットホームな雰囲気だ。

このお店は、店主1人で切り盛りしているらしく、半セルフの居酒屋だからこの値段で提供できるそう。

居酒屋とこまのルール①

飲み放題セットを渡されるので、卓上で自身で酒を作る。 ビールやサワーなどは、サーバーから自分で注ぐスタイル。

居酒屋とこまのルール②

オーダーは卓上に置いてある伝票に記入して提出するスタイル。 寿司屋みたいなスタイルを採用している。


このルールさえ守れば、お得に美味しい料理を楽しめるというわけだ。

さっそく目の前に現れた「卓上飲み放題セット」が圧巻。 芋、麦、甲類、ウィスキーなどアルコール類と、味のついてないプレーンサワーに入れる用のシロップまでついてくる。

500円でこれだけの種類を自由に作れるのは大変うれしい…。

店主にオススメを聞いてみると、この店は皿焼き和牛レバーとハツ刺しがオススメらしい。 早速注文してみると…。





これは悪魔的だ…。

そのまま食べてくださいといわんばかりのレバー。一応たてまえでガスバーナーを渡される。

レバーは刺しで提供できないので、バーナーを渡してお客さんの好みであぶってもらうスタイルらしい。



同じくハツも最高。



一頭買いしているらしく、このレバーとハツは同じ牛のものらしい。 屠殺されて1週間以内にお店に届く特別な仕入れルートとのこと。

これが500円で食べられるなんて、どこまでコスパが良いんだ…。

1杯目の生ビールを自分でサーバーまで注ぎに行き、濃厚なレバーと一緒に喉奥に流し込む。

悪魔的にうまい…!!!!

他のメニューを覗いてみると、定番メニューに何か1工夫加えているメニューが多い。 例えば居酒屋の定番メニュー「枝豆」。



わざわざ牛脂で炒めて牛ダシベースの独自調味料で味付けしているらしい。

毎月3品~5品もメニューを入れ替えていて、お客さんが飽きない仕組みにしているというのだから驚きだ。

その後もハイボール、巨峰サワー、梅サワー、芋のロック、、、、。

そして、長いもキムチ、セロリキムチなども追加。

色々な酒を堪能しつつ、悪魔的に美味いツマミを堪能して2時間。

店主にお会計を依頼して、またまたビックリした。



なんと、合計15杯ほど飲み散らかしたのにも関わらず、合計金額がたったの3,000円だったのだ…。

このお店はグラスが小さいが、それを差し引いても相当飲んだ。

多分2時間で9杯くらいは飲んだ。 他のお店であれば、酒代だけで3,000円~4,000円はいってしまう。

料理なんて頼んだら5,000円~6,000円はゆうに超えるだろう。

それなのに、このお店の会計はたったの3,000円。悪魔的なお店を見つけてしまった…。

これは田無の酒飲みが黙ってないはずだ。

僕も鬼リピーターになることを誓って、この店を後にした。